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創業補助金を申請する際に必要なこと

  • 公開日:2015/01/21
  • 最終更新日:2021/02/12

創業補助金,必要

前回に引き続き創業補助金について綴っていきたいと思います・

ここでは、昨年平成26年の平成25年度補正予算 創業補助金(創業促進補助金)での申請を基に、申請する際の心構えについてお話したいと思います。平成25年度補正予算 創業補助金(創業促進補助金)についてはこちら↓
http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html

事業計画書

国民金融公庫様等の融資を受ける際にも必要になる事業計画書ですが、創業補助金の場合、それらの内容と類似した内容に加え、より踏み込んだ内容の資料が求められます。

まず、収支計画については、創業後3年間の計画、そして事業内容や、創業の動機、将来の展望、そして知識や経験、熱意など。一見「融資の事業計画とほぼ同じ?」と思われるかもしれません。ただ、創業補助金には上記のような数行の内容の根拠となる資料(事業の具体的な戦略資料)などを添付することにより、計画に深みを持たせることが可能です。

こう書いてしまうと、「資料つけさえすればいいの?」と思われてしまうかもしれません。正直申しまして、資料を付けなくても取得出来る人、資料を付けても取得出来ない人がいるのが実際だと思います。

ただ、ここで申し上げておきたいのは、読む相手にどれだけ“自分の事業が実現可能であるか。どんなに情熱を持っているか”を伝えるために定形の書式では伝わらない!と思うのであれば、絶対つけたほうがいいと思うのです。プロが作ったプレゼンテーション資料でなくとも、いかにその事業を成し遂げたいかという思いや、その事業の展望を伝えることができればその資料は価値あるものになるのではと思います。

ここで、注意しなくてはいけないのは、「じゃあ熱い思いを感想文にして!」とかでは、さすがに読み手も物事の本質(収益への落とし込みどころなど)がわからなくなってしまいます。

そういった時に、各自治体にある相談窓口(無料!)や、弊社のような起業支援している会計事務所(初回相談はどこも大体無料!)にとりあえず聞いてみることをおすすめします。それら、機関に行く際には、どのような書式でも構わないと思います。それらの人たちが、こんなかんじの書き方に書き直すといいですよとアドバイスをくれると思います。

創業補助金は、近年倍率が上がり、出せば誰でも通る状態ではありません。が、確実に言えることは、「その一歩を踏み出さなくては何も進まない」ので、まずは、頭のなかを整理する意味も込めて事業計画と事業への思いを文章に残しておくことをおすすめします。(その後融資が必要になった時にも役立ちますし。)

札幌で会社設立をお考えの方はまずお問い合わせください。

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